耐力壁2
【施工前】
耐震補強ソフトによってもとめた施工箇所を一箇所づつ補強していきます。
【解 体】
補強箇所を解体し既存の柱・梁・土台筋交を点検し虫害・雨漏り等構造体に異常がないかを確認します。
【筋 交】
既存筋交が使える事を確認し筋交と柱を専用金物で緊結します。
また新しい筋交(桧材105×45ミリ)も同様に専用金物で緊結していきます。
筋交を取付し、柱の柱脚・柱頭もビス止め、ホールダウン金物等で補強し、柱の引抜き対策も行います。
【合 板】
構造用合板の12ミリを張ります。
使用する釘はN50を15センチ以内に打ちつけます。
この際、釘の頭が合板にうめ込みすぎると合板の耐力が低下する為、注意をはらい施工します。
合板の継手も受材を入れ土台〜柱〜梁を合板で一体化させます
【施工後】
最後に周囲と同様の仕上げ工事を行い補強工事の完成です。